3/10 (土) 11 (日) IKITSUGI / SHOS / HOP KEN 合同企画

act:

   【3/10】
   ダダリズム
   パーパ
   井上智恵トリオ+泊
   かきつばた
   森靖弘+中林キララ+森雄大
   白い汽笛+mmm
   DODDODOバンド(稲田誠、松永ケイゴ、和田晋侍、中尾マサコ、梅田哲也)
   オオルタイチ+ウタモ
   山本精一
   yumbo

   【3/11】
   半野田拓
   ju sei +江崎將史
   微音生(ゑでぃ/びる/まぁこん)+鈴木裕之&キャッチパルス
   ett+パーパ
   真夜中ミュージック (三沢洋紀g,vo,中尾勘二reeds,植野隆司g,稲田誠b,山本達久ds)
   片想い
   三田村管打団?
   NRQ
   テニスコーツ
   ネス湖(松井一平、寺井ショウタ、村上ゴンゾ、稲田誠)+黒田誠二郎

出店:
   ピカ(署名)
   田尻麻里子(映画)
   江崎(石売り)
   なぎ食堂(フード)
   ゆすらご(お菓子/coffee)
   蒼月書房(物販)

音響:西川文章(PA)
メインスタッフ : 中沢聡(音波舎)、永江大(ZARADA)

日時:2012年3月10日(土)11日(日)open 14:00 start 14:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:1日 3,000円 / 予約 2,500円 / 通し前売り 4,500円
主催:IKITSUGI / SHOS / HOP KEN
共催:塩屋音楽会

問い合わせ:旧グッゲンハイム邸事務局
TEL :078-220-3924  FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com



3/10、11の土日に塩屋旧グッゲンハイム邸で企画をします。
SHOSとHOP KENとIKITSUGIの合同で、二日間、両日昼から晩までたっぷりやりたいです。とくに主張もなく開催しますが、わざわざこの日にやるものに説明は要らんと考えています。個人的には当日必ず行われるであろうデモにもいきたいのですが、やはり音楽家が音楽でやれることをやるのが良いと思っているのです。もちろん署名コーナーはどーんと設けます。人間が作った原発は一刻もはやくこの世から全て無くなれ。イベントとしてけっこう色々周りを巻き込んでしまっていますが、とくに大きなことをするつもりではなく、ただ単に日常で音楽が聴ける、音楽ができるのが有難い、という感謝祭的な会にしたいです。よろしくお願いします。もちろんデモ帰りに大いに気晴らしに立ち寄って欲しいです。
稲田誠 IKITSUGI/棚レコード



今回、稲田さんに声をかけてもらい、合同で企画させてもらうことになりました。連絡をもらったとき、とても嬉しかったです。稲田さんの音楽、大好きやからです。私が企画しているSHOSは、自分が好きな人や場所は、自分の責任で支持したいという気持ちで始めました。音楽家が音楽を演奏し、その音楽を聴きたい人が集まる場を、これからも作りたいと思ってます。3/11以降、そんなことを考え、行える毎日が貴重やと思い知りました。地震によってだけでなく、人の手によりできた原発で多くの方の毎日が壊れてしまった。だから原発はなくしたいです。ちょうど一年経つこの二日間に、一番やりたいことをできるのは、ほんまに有り難いことやし、意味があると思ってます。スタッフやお客さんも含め、好きな人がたくさん集まって音楽を楽しめる、この上ない日です。大事に過ごしたいと思ってます。どうぞよろしくお願いします。
松本朋子 SHOS


東日本大震災の当日、僕はBIOMANの家で作業をさせてもらうため奈良にいた。地震の瞬間は車に乗っていたため揺れは全く分からなかったけれど、その後テレビやTwitterを流れる情報を追っていると、とんでもない事になっていることが徐々に分かってきて、深夜に家に帰っても寝付けず、次の日もずっとパソコンとテレビにかじりついてニュースを見ていると原発が爆発した。その日は旧グッゲンハイム邸Jad Fairテニスコーツのライブがあって、前売り予約も済ませて以前からかなり楽しみにしていたけれど、どうしても体が動かず、見に行けなかった。数日間ほんとに音楽を聴く気になれなくて自分でも驚いたけれど、いつの間にか背中もカチコチになっていて息しにくいほどだった。その5日後、少し落ち着いてきた頃に、同じグッゲンハイム邸で森本アリさんやテニスコーツがライブを企画していて、それにえいっと足を運んだらそこには稲田さんがいて、いつもライブで見る顔がいっぱいあって…。この日の森山ふとし+山路智恵子+山本信記の演奏を聴きながら体がほぐれていった感じを今でも覚えている。。

と長々と書きましたが、そんなことでその一年後に、尊敬する稲田さんに、同志(と勝手に思ってる!)のクミタテさんと共に誘っていただいてグッゲンハイム邸で企画をします。こんなに嬉しいことはないです。どうしても震災を意識してしまう日程でもあり、個人的には大好きな音楽家たちの奏でる音楽を、生きて体験できる大事さを噛み締めながら過ごす二日間にしたいと思っています。ぜひ遊びにきてください。
杉本喜則 HOPKEN